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インテリアハナワの伝えたい仕事11




インテリアハナワのニュースをご覧いただきありがとうございます。


前々回に亀裂防止の重要用性をお伝えし下地処理(パテ)も終了したと勘違いしてしまいました。


今回はクッションフロアではなく壁紙仕上げの中で1番重要な壁紙を貼るための下地処理(パテ)の様子をお伝えします。



1.和室天井の凹み部分に補強のため亀裂防止テープを貼ります。※和室天井の凹み部分にそのままパテ処理をすると強度が保てません。



2.下塗り(段差を平滑にしたり、ボードのジョイントV目地のように比較的深い部分に使用)作業を行います。※新築においても一回では平滑にならないので最低でも2回、仕上りがシビアな薄い壁紙を使用時や不陸が大きい場合には3回作業します。



3.上塗り(上塗りは不陸をより平滑にするためだけではなく、壁紙を安定して接着させる目的があります。


下塗りよりさらに粒子の細かい粉のため表面にザラつきがなくなり壁紙が接着しやすくなります。しかし、下塗り同様に安価なものは粒子が粗く壁紙の接着性はほぼ期待できません。


(張替時に壁紙を剥がすとぱ和紙が浮いた状態になっている部分が見られますが、安価なパテを塗布した部分がほとんどです。また、壁紙を貼る前にペーパーで表面を削るため粉っぽくなり余計に壁面に接着し難くなります。


※下塗り上塗り共にパテは安価〜高品質なものまでございますが、使用するパテは職人の「任意」となりコストを抑えたい職人は信頼性の乏しい安価なパテを常に使用します。


当然亀裂防止テープなどは使用せず、なるべく手間をかけずに仕上げていきます。


これでは本末転倒ですが、現場の現実なのです。



インテリアハナワではアパートマンション、一般住宅に店舗とシーンを選ばす、強度と長期に渡り高い接着性を維持するため高品質なパテと壁装糊を常に使用しております。



理由は一つです



「お客様に誠実で丁寧な仕事を提供したい」



様々な内装業者がいる中からインテリアハナワをお選び頂いたお客様の期待を裏切りたくないのです。



また、プロの視点から意見をするならば壁紙の仕上がりの7割〜8割は下地処理で決まります。


料理人や板前さんなら下処理、建築職人も同様に地味で目立たない仕事を丁寧に行ってこそ良質で価値あるものが生まれるのではないでしょうか。



次回は壁紙仕上げです。






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