インテリアハナワの伝えたい仕事7
いつもインテリアハナワのニュースをご覧いただきありがとうございます。前回は反響が大きくさっそくカサマロンカフェに行かれた方もおり大変嬉しく思っております。
さて、今回は自宅でサロンを開業された五十代女性のお客様からのご依頼です。
自宅の母家とは別に敷地内に大きな2階建ての倉庫があり、倉庫2階の長らく使用していない和室を活用したいとのご希望で内装の仕様はこちらへおまかせしますとのことでした。
僕の提案事項は下記の6点です
1.和室だから既存の濃色のじゅらく壁紙をそのまま使用するのではなく、和室だからこそ明るくシンプルな壁紙を使用、天井も同色にすることで統一感のあるスッキリとした印象に。※汚れやシミカビも目立っておりました。
2.擦れて汚れや臭いが気になる畳を撤去し、歩行感も良くメンテナンス性に優れるクッションフロアを使用します。※1.8ミリの厚みはそのまま断熱層となり冷えを抑え、フローリングよりも歩行感がよく身体への負担を軽減します。
3.襖部分も同色の壁紙を使用することでより統一感が生まれモダンな印象の「和室」に。※襖紙だと使用時に引手のまわりが汚れてしまい経年劣化により全体的にシミが目立ちメンテナンスが難しい。
4.既存の黄ばんで汚れたスイッチプレートは撤去し新しい現代的なデザインのものを。※壁紙が新しくなると経年劣化による変色したスイッチプレートなどは非常に目立ちインテリアの質感を損ねます。
5.サロンに通われるお客様の年代は50代、落ち着いた雰囲気を演出するため「柄物の壁紙」は使用せず明るいホワイトベージュ系の壁紙を使用、また家具と置物や掛物でバランスを保ち居心地のよい空間に。
6.サロンとして使用することをふまえ「印象と清潔感」に配慮された居心地のよい住環境に。
和室が決して悪いわけではなく、和室内が暗くなんとなく清潔感を感じられないイメージがあるため敬遠されてしまうのではと考えております。
今回もどげんとせんといかん笑。
和室工事シリーズとして数回に分けてご説明していきます。
Comments